2017年12月29日金曜日

Nike Kyrie 4を履いてみた

今回からデザイナーがタイ系アメリカ人のネタングコメ氏に代わったNike Kyrie 4を履いてみた。
Courtesy of Nike. Kyrie 4のデザインドラフト。

Nike Kyrie 4 and Kyrie 3. シルエットに大きな変化は見られないが、
上のモデルがKyrie 4。
上から見たKyrie 4。つま先や甲の前面部がエンジニア・メッシュ。
アンクルやヒール周りの後方部 にはスエードが用いられている。

やはりトラクションと安定性に重きを置いているKyrieシリーズ。
アウトソールは多方面の動きに対応できるジグザグ模様。今回はアウトソールに厚みと丸みを更に増した感じがする。 
前方から見たKyrie 4。エンジニアメッシュの素材は柔らかく通気性も良さそうだ。



前作のKyrieシリーズと比較した時の第一印象は、靴幅が広くなった。
そしてクッション性と柔らかさを以前のシリーズと比べて改善された感触。

内側からみたKyrie 4。スエード部とメッシュ部が真ん中当りで分断されたいる。
Kyrie 3の時は踝周りに隙間を感じたが、今回は足首を包みこんでくれるのが印象的。

ヒールから見たKyrie 4。スエードの使用率が高い。違うモデルにはレザーも使われたりするようだ。

外側から見たKyrie 4。動物の牙のような形状が特徴的なギザギザ感。
とにかくクッション性が抜群によくなった。また、Kyrieシリーズの哲学にもあるように、どうやらアウトソールのどの角度でも安定して方向転換・着地を意識したデザインである事が明らか。

総評:過去のNike Kyrieシリーズと比較したら今回のモデルは史上最高のモデル!!とにかくフィット感、クッション性、アウトソールの安定感、トラクションは文句なし。もしミドルカットを選ぶのであれば間違いなくこのバッシュを選ぶでしょう。評価5点満点では4.9/5.0。

参考:https://news.nike.com/news/kyrie-4

2017年10月18日水曜日

本家のAir Jordan Collectionサイトが素晴らしすぎる

本家のAir Jordan Collectionサイトで歴史上のエア・ジョーダンシリーズを紹介しているコンテンツがあまりにも素晴らしすぎました。モバイルサイトもイケてる。

www.jordan.com/collection 

http://www.jordan.com/collection/

2017年9月25日月曜日

Air Jordan XXXIIを履いてみた

Air Jordan XXXIIを履いてみた。

今回ジョーダンシリーズで初めて採用されたFlyknitが前面に。

フォルムはAir Jordan IIを近代化したイメージ。なかなかデザインと赤の鮮やかな配色がカッコイイ。

外側の側面から。踝からヒールにかけてのパーツはなぜかカーメロ1を彷彿させた。

ヒール部分はこの通りギザギザとなったデザインだが、上の側面を見ても分かる通り、
それ程大きく突出していない。
アウトソールはAir Jordan XXXIに似た感じではあるが、中心部のFlight Plateの黒い箇所のくぼみがある。


実際に履いてみた感じ。外側の側面。履いてみた印象としては、
フライニットの前面部はNike Kobe ADに似た、
足をピタッと締める感覚。

内側の側面。フライニット部とは反対にヒール部分はかなりゆとりがあり、
少しギャップに戸惑いを覚えた。ヒールのロックダウンや、踵周りが靴の中で足が動くという点が気になった。
上から。紐はこのように細い。フライニットは柔らかさが際立っている。


後ろから。ヒール部分。

総評:個人的にはデザイン、赤の鮮やかさに関してはカッコイイなというのが第一印象です。フライニットの柔らかさやフィット感に関しては良い物の、ヒール部分が靴の中で動く事、また、前回からどの程度トラクションが改善されているのかが疑問点でした。4.3/5.0の評価です。







2017年9月2日土曜日

Nike Kobe AD Midを履いてみた

Nike Kobe AD Midを履いてみた。

このようにKobe ADの続編はミドルカットで5色と紺色の合わせて6パターンが発売された。

側面から。どこかKobe 1を彷彿とさせるミドルカット。

クリーンでシンプルなデザイン。

アウトソールにはコービのロゴ。

Kobe ADとの比較。踝のカットラインを除けば、ミドルカットの高さは変わらない。

Midモデルは素材がKobe Vに近い素材を使ってる印象。

タングの部分は薄く、表面は全体的に硬い。

幅には余裕が感じたが、ADと比較すると柔軟性を全く感じなかった。
クッション性はまずまず。

ライフスタイルモデルの印象を受けたのが今回のKobe AD Mid。

総評:バスケットボールシューズとしては個人的にはイマイチでした。ライフスタイルのスニーカーという位置づけであれば、配色もいろいろあって楽しめるモデルかなと思います。3.5/5.0の評価です。






2017年8月2日水曜日

Nike Reactとは何なのか?

Nike Reactとは?

Nike Reactはナイキのクッション革命の一部でり、フォームやそれ以外の素材で提供されるプラットフォームを再定義したものだ。そして、選手達にあらゆるオプションを提供するプロダクトとなる。

フォームは軽量であったり、弾力性を持ったりする。しかし、耐久性を持たせた上でこれらの属性をフォームに持たせる事は、Nikeの開発チームが超える障壁となった。その障壁を超え開発されたのがNike React。これはNikeから提供される最新の技術革新である。

Nike Reactは過去にNike Basketballが提供したどのフォームよりもエネルギーの反射伝導が優れている。


Nike Reactは2000時間異常のテストをバスケットボールの競技で施され、柔らかくて弾力性があり、また沈み込み、かつ安定した感覚を提供する。これはバスケットボール競技に必要な連続性のある方向転換、また地上からの垂直反射の動きに見事に対応している。

改めて強調するが、Nike Reactは最も耐久性のあるフォームであり、形状が元に戻る事や、エネルギーの反射伝導が足の底に徹底した安定感を与えてくれる。

Nike ReactはJordan Super.Fly 2017とNike Hyperdunk Flyknit 2017にフルレングス(靴全体に)実装されている。



Courtesy of Nike

2017年5月30日火曜日

Nike KD 10 を履いてみた

ケビン・デュラントのシグネチャーモデル10周年となるNike KD 10を履いてみた。

"Still KD"モデルは水色とグレーの中間のような配色。Nikeのスウォッシュは所属したチームの全カラーを配合。

ヒール部。


前回のKD9より更に軽量感と、柔軟性を感じさせるKD10.
紐は太目だが見た目と違って柔らかい。そしてハラチのように包み込むラバーのような素材と、
フライニットの素材で混成されている。アウトソールは相変わらず硬くて厚さがある。


履いてみた感じ。タング部とつま先から甲にかけては2種類の違う素材が使われている。
かなり柔軟性があり、ハラチのように靴下を履いているようなフィット感。
しかしながら、足のアーチ付近がかなり狭いので多少窮屈感もある。

アウトソールはこのように分厚く頑丈。
KDシリーズはKD8からこの方向性を辿っている。

Kobe ADとの側面比較。
高さはほぼ変わらないが、KD10の進化した軽量感と柔軟性には驚かされた。

Kobe ADとの後部比較。


総評:10周年記念のモデルとなるNike KD 10。履いてみた印象はゴムのように伸縮した靴下に底の分厚いソールをくっつけたバッシュ。KD9より更に柔軟性と軽量感を感じたのがこのモデル。前回のフライニットの硬さを感じさせないモデルです。これは個人的な好みですが、アーチ付近の幅の狭さとアウトソールの硬さがマイナス点かなというところです。4.6/5.0の評価。






2017年4月1日土曜日

Nike Kobe A.D NXTを履いてみた

Nike Kobe A.D NXTを履いてみた。

全貌が明らかとなったKobe A.D NXT. 外側のアウトソールにスウォッシュのロゴ。
”紐”のように見えるレースはゴムのように伸縮する。

きめ細かくなったフライニットに覆われている上部。
プラスチック素材のレース止めから2本の伸縮レースがでている。バスパンのショーツのゴム紐のようである。

側部の3つの輪も伸縮するため、流動性をもったフィット感が実現されている。
ヒール部にもレースがあるが、これはトップの紐を収納する用途だと思われる。

内側の側部。全体的なフォルムは過去のモデルの如くシンプル。
Kobe A.Dと異なってヒールカップは小さい。

足の入り口。このようにいわゆる”タング”は無い。また、靴紐の存在も無い。
まさに「靴下を履いてみたようなバッシュ」に近いのがこのモデル。

底はトランスルーセント(透明)の五角形ノジュール。

レース止めのロックを押しながら引き出す。

レースを引っ張り適度にフィットさせ。(まさにパンツのゴム紐という感じ。)

ヒール部のレース、もしくはサイドのレースに引っ掛ける。

ウォルフ・グレイとボルトの2配色同時のリリース。

Kobe A.Dとの比較。やはりNXTの方がゴツゴツ感がなく、デザインの特異性から感じる違和感がない。
素材も違うが、スリム感、軽量感、フィット感があるのがNXT。これならば上位モデル、値段の差も納得できる。


総評:Kobe IVのローカットの革新以来かと思わせられる程の斬新な革命がシューレース(靴紐)革命のKobe A.D NXT。革新的かつ機能性を究極までに追求するのがこのNike Kobeシリーズ。筆者の率直な印象は過去最高のフィット感と軽量感。そして柔軟性。「靴下のような靴」を実現したのがこのモデルだと痛感しました。あえて欠点を述べるとするならば、レース止めのプラスチック素材が壊れ易い印象を受けたのと、レースがヒール部のレースに引っ掛ける程の長さにならないのでは?という疑問点もありました。まだまだ改善の余地はある印象を受けたシューズですが、過去最高のフィット感。4.9 / 5.0の評価です。

2017年4月1日に$200(約2万2千円)で世界発売です。

※小ネタ:NCAAファイナル4に出場中のゴンザガ大学の選手が履いているKobe A.D NXTの白配色モデルも気になるところです。引き続きInstagram等でチェックお願いします。







2017年3月29日水曜日

バッシュ革命!!Nike Kobe A.D. NXTの謎に迫る!!

コービー・ブライアントは、アスリートに優位性を与える方法を考え出すことに取り組んでいます。それがNikeのKobeシリーズ。そして今回、Kobe A.D. NXTが新たなステージへ、更なるバッシュ革命に挑みます!!

今回もシューズのデザイン担当はエリック・エイバー氏。以前から続いているNike Kobeシリーズとは違い、新たなローカットで反応性の高いシューズに挑んだのがKobe A.D. NXT。そして、今回の革新的挑戦となったのはレーシング(靴紐)構造。従来とは異なる外観は、アスリートの動きに自然に適応し、各足にしっかりとフィットすることによって、プレイ中の最適なフィットを向上すすべく機能する。

今回のKobe A.D. NXTは、パフォーマンス設計についての新しい考え方を示しています」とえーバー氏は語る。 

エーバー氏の開発チームは、フライニットのアッパーとレーシング(靴紐)を統合することで、レースロック(靴紐止め)から出たレース(紐)を引っ張ること、そして、ルナロンとズームエアバッグから構成されたドロップイン(取り出し可能な)インソールで前足部に柔軟性を持たせています。結果的に流れるようなフィット感を作り出しています。

シューズの全体的な構造は、蓮の花に触発され、再生を表現した円形パターンを取り入れている。このグラフィックは、曼陀羅、つまり平衡し対称的であり、調和なものとして形成されています。また、従来から使われているKobeの暗号(コード)が彫り込まれ、 "unhinge"(通常の操作を中断すると定義)。また、中盤には "end and begin(終わりと始まり)"というコードが続きます。これはKobeシリーズの再誕を象徴しています

KOBE A.D. NXTは、4月3日にグレーとボルトの両方のカラーで全国的に発売されます。

Courtesy of Nike

包み込まれた靴紐構造。1. タング部とヒールのつまみを引張り足を入れる。
Courtesy of Nike


2. コードを同時に引っ張り足をフィットさせる。
Courtesy of Nike

3.ヒールカップに紐を埋め込み固定させる。
Courtesy of Nike

Courtesy of Nike