2015年8月31日月曜日

Nike KD VIIとKD VIIIを比べてみた。


Nike KD VIIとKD VIIIを比べてみた。

VIIとVIIIでは柔らかい素材の面積が大きく異り、ストラップの有無が大きく異る。
フォルムとしてはVIIIはヒールの箇所が特徴的。VIIは全体的に固い素材で覆われてる感じ。

底面はどちらも頑丈だが、KDのロゴ、そしてトランスルーセントを使っている点で、
デザインはVIIIの方が個人的には好感が持てた。
これまたヒール箇所が特徴的な両者。VIIはとにかく堅くて頑丈。
VIIIはサーベルタイガーの牙に見立てたデザインに好き嫌いが分かれそうな雰囲気。
やはり大きく異るのが素材。
VIIIはメッシュとプラスチック?の硬い素材を使ってるため、柔軟性を感じなかった。
逆にVIIIはフライウィーブを使っているためかなり柔らかくなったAir Jordan XXVIIIIのローカットに近い印象。
VIIの履いた印象はやはりローカットの割には重く、ストラップの甲のあたりが窮屈で気になった。
ローカットで重量感をもとめる人には良いが、足幅が太い、もしくは柔軟性、通気性を求めている人には不向きかもしれない。



今回の比較は同じシリーズでしたが歴然とした差を感じました。とにかくVIIIは柔らかいしクッション性もいい。VIIは残念ながら頑丈という点意外では全ての点においてVIIIには劣っている印象です。フライウィーブの素材はAir Jordan XXVIIIIに続いての採用ですが、かなりオススメですね。まだまだ楽しみな素材です。

結論

  • KD VII is firm but did not feel comfortable around strap area.
  • KD VIII is better off with overall evaluation on any aspect.  Especially the material is nice.

  • KD VIIは丈夫な印象だがストラップ周辺が窮屈だった。
  • KD VIIIは全体的な評価では全ての点において上位。特に素材が素晴らしい。

2015年8月23日日曜日

Nike HyperchaseとNike KD Trey 5 IIを比べてみた

ジェームス・ハーデン使用のNike Hyperchaseとケビン・デュラント使用のNike KD Trey 5 IIを比べてみた。


KD Trey 5 IIはオーソドックスなローカットスタイル。
どこかKobe VIに似たフィット感。
Hyperchaseは特異なデザイン。タング部分の面積が大きく、
紐が内側に斜めに位置している。



アキレス部から踝にかけて深い曲線も特異なデザイン。
しかしながら動きを加えると踝、アキレスのフィットがそれほど印象がよくなく
長時間使うと靴ずれをしそうな予感がした。



実はKD Trey 5 IIの方が踝との間隔があり、フィットはこちらの方が良かった。

重さという点ではどちらも軽量感があり、差は感じなかった。
素材の柔軟性、通気性という点でHyperchaseの方に軍配。
タング部分は個人的にはTrey 5 IIに軍配。

ヒール部分は共に特異なデザイン。
ロックダウン(靴の中に足が固定)という点ではそれほど差は感じなかった。


Hyperchaseのソールは六角形の格子状のデザイン。
トラクションは普通に良い。
材質はインドア用のようで柔らかい。
Trey 5 IIのソールはジグザグ模様。
こちらもトラクションは普通に良い。
材質は硬いためアウトドア用である事を伺わせる。
Trey 5 IIはハイパーフューズの材質が使われてると思われる。
Kobe Xに近い感触で丈夫。

Hyperchaseはメッシュ素材。
柔らかく通気性が良いのが特長。


















































Summary

  1. Hyperchase/KD Trey 5 II共にローカットの軽量モデル
  2. 使用用途がインドア/アウトドアで異なるが、Trey 5 IIはインドアでも大丈夫だと思われる。Hyperchaseは外だとすぐ壊れるかもしれない。
  3. 通気性、柔軟性はHyperchaseに軍配。フィット感はKD Trey 5 IIに軍配。クッション性はややHyperchaseに軍配。
  4. 壊れやすさ、長持ちするのは使用素材の状況からおそらくKD Trey 5 IIだと思われる。
    1. Both are lightweight low cuts.
    2. Differences seem to be the original purposes of the shoes.  Hyperchase is indoor oriented and Trey 5 II is outdoor/indoor.
    3. Hyperchase is softer and better ventilation.  KD Trey 5 II is firm but decent and comfortable moving feet.
    4. KD Trey 5 II seems last longer than Hyperchase because of the materials.

結論

個人的にはHyperchaseは足を動かした時のフィット感、特にアキレス腱、踝部分、そして足の甲などすべて悪かったので実践では履きたい靴ではなかったです。ファッション性では良いかなと思います。KD Trey 5 IIは履く前の印象は悪かったですが、履いてみると意外や意外、フィット感もよく低価格なので、こちらは使用してみたいなと思いました。ただ、クッション性があまりよくなかったんで膝など怪我をされてる方にはお勧めしません。

2015年8月15日土曜日

Kobe Venomenom 4と Kobe Venomenom 5を比較してみた。


主にアジアで発売されていたNike Kobe Venomenomシリーズも4からUSで販売開始されたようで、今は5が発売中。本家のKobeシリーズとの比較はさておいて、4、5との比較です。

アウトドアコートを想定されているのか、タング以外の素材は比較的硬い材質が使われている印象。定価は本家よりも数十ドル安いものの、クッション性や柔軟性、通気性という点ではダウングレードされているのではなかろうか。
ナイキのロゴの周辺素材はメッシュ素材が使用されている。通気性は思った程悪くなさそうである。 
4の底面は△形状の模様。トラクション(抵抗摩擦)は、イマイチな印象がしたがこれはアウトサイドコートでの擦り減りを最小限に抑えているのであれば納得もできた。

ヒール部分はプラスチック製だろうか、なかなか頑丈である。


こちらはVenomenom5。先程のVenomenom4とはうってかわって、メッシュ系の素材が全体的に使われていて、柔軟性、通気性、そしてフィット感が格段に改善されている。これは明らかに5の方に分があるが、インドア・アウトドアコート共用できるが為なのかもしれない。

トランスルーセント(透明素材)のソール部分はクリアでデザイン的にも個人的には好感が持てる。トラクションも悪くない。
ヒール部分の素材もトランスルーセント(透明素材)でこちらはプラスチック系ではあると思うが、どこかKyrie Iを彷彿させるデザインの感じがこれまた格好良い。

結論

Venomenom 4とVenomenom 5を比較した場合、機能や素材という点ではVenomenom 5は確かに改善されていてるので5をお勧めしたい。しかしながら用途という点を考慮すると、4はよりアウトドア向き、5はよりインドア向きに重きを置かれたのかなという印象を受けた。クッション性に関しては残念ながらどちらも本家のKobeシリーズには劣っているので、より高度な機能を求めたい人は本家をお勧めしたい。しかし、本家より$60安い事を考えると、これはなかなか捨てがたいバッシュかと思われる。個人的にはVenomenom 5は買い、そしてセール後には$100以下で買える値が付く可能性もあるので要チェックしておきたい靴です。

Summary
  • 4 seems outdoor court suited spec.
  • 5 seems indoor court suited spec.
  • Both are downgrade from the original Nike Kobe line but can't complain with the price.
  • Cushioning aren't great with both versions.
  • 5 has better ventilation, material, softness.
  • 4はアウトドアコート向き。
  • 5はインドアコート向き。
  • 共に本家のNike Kobeより機能は劣るが、値段を考えると文句は言えない。
  • クッション性が共に弱い。
  • 5は通気性、素材、柔らかさという点で4より上だ。



2015年8月8日土曜日

Kobe IX EliteとKobe X Eliteを比べてみた

Kobe IX EliteとKobe X Eliteを比較してみた

Kobe IX EliteはKobeシリーズ初のハイカットとフライニット採用で世間に衝撃を与えた。

まさに足の裏の紋のようなトラクション(摩擦抵抗)はなかなかの効果。

フライニットは想像よりも硬さがあり、タングの部分はKobe VIに似た材質が使われている印象。 

オールスターモデルは暗闇でもソールの部分が光る仕様。冬場もOK、夜もOKという切り口も見えたKobe IX Elite。


Kobe X Eliteはブーツカットのバージョン2という印象。つまりIXで柔軟性、重さという課題を解決したのがこのモデルかなという感じ。

IXに引き続き、コービーがアキレス腱断裂からの復活を印象付ける縫い目模様は継承されている。


フライニットは前回より薄く柔らかさがあるため、軽量化に成功したと思われる。

これが上からIXとXを比較した画。フライニット部の薄さの違いがお分かりだろうか?Elite Xはブーツという印象から通気性と柔らかさ、軽量化という点でグレードアップされている。

結論

Xのトラクションに関しては前回の記事でも紹介しているので割愛します。結論としては全体的にグレードアップしたKobe Elite Xに軍配を挙げました。やはり実績がまだあまりないブーツカットモデルのフライニットという事で、続編の方が改善された点が多いのでは無いでしょうか。しかしながら、Kobe IX Eliteは寒い土地や冬場でのバスケには保温されているような感じがあり、そういうメリットもあるのかなと、これまた適材適所で使い分ける事もあるのではないかという結論です。

Summary
  • Kobe Elite X is softer and lighter.
  • Kobe Elite X has better ventilation.
  • Kobe Elite IX work better on cold weather situation when you want to warm yourself up.
  • Overall preference is Kobe Elite X.
  • Kobe Elite X の方が柔らかく軽い。
  • Kobe Elite X の方が通気性が良い。
  • Kobe Elite IX の方が冬場や寒い条件下では温める効果がある気がする。
  • Kobe Elite Xの方が全体的にグレードアップしている。

2015年8月1日土曜日

Kobe XとKyrie Iを比較してみた

最近気に入っているKobe XとKyrie Iを比較してみました。

Kyrie Iの方がミドルカットに近く、足首周りがしっかりと包まれている感触がある。タング部分はKobe Xより若干硬め。共に通常よりも小さく感じたため、0.5サイズ大きめだがKyrie Iの方が履き慣れるまでは横幅が狭い。履き慣れるとすぐフィットするので気にならない。
           
ローカットにこだわっているKobe X。ソールの外周はKyrie Iの方が丈夫な印象を受ける。しかしながらクッション性に関してはKobe Xの方が上。やはり$80ドル高いという事で内部では上位の機能をインプリメントしてるのだろう。

Kobe X程のローカットでは無いが、実は大きな差がある訳ではなくKyrie Iはミドルーローという感じ。気持ち的には足首への安心感はある。実際指で摘むとKyrieの方が分厚さもある。
        
ヒール部分はKyrie Iの突起状のデザインでできた箇所が目立つ。頑丈さ、デザイン、斬新度からKyrie Iを選ぶ人も多いのでないだろうか。Kobe Xは至ってシンプル。丸みのあるソールは発売前の印象は悪かったが、いざ靴を手に取るとそれ程目立って突出しておらず、それほど気にならない。とにかくKobe Xはシンプル。
         
さてこのKobe XとKyrie Iを比較する時に1番気になったのがソールのトラクション(摩擦抵抗)。実はKobe Xをノジュールと呼ばれる粒子の様な細かい切れ込みと突起での実装。これがNike史上最高のトラクション(?)らしいのだが、Kyrie Iもカイリーのプレースタイルが平面上の方向転換の動きを売りにしてるだけに、こちらもトラクションが抜群。実際のトラクションは?、、、、Kyrie Iの方が勝ってる、、、???
                          
Kyrie Iのトラクション。素材はかなり堅い印象、丈夫。インドアコートでの滑り止めは抜群。
                                   
Kobe Xのノジュール実装。こちらもトラクションは良いが、インドアのコートでのみ履いているが結構な埃と土垢が付着しているのが透明度からお分かりだろう。確かに滑り止めは良かったが抜群という印象は2、3度履いていると無かった。ひょっとしてゴミや土垢がつきやすいから、、、??

結論
                                 
$80の違いはまず大きいが、トラクションについては手入れの仕方にもよるが意外とKyrie Iに軍配が挙がった。ただクッション性やローカットにこだわるとKobe X。デザインと斬新度ではKyrie Iと評価します。比較すると悩みどころが多いものの、どちらも◎のバッシュです。

Summary

  1. 両方共に通常より1サイズ大きめお勧め
  2. 値段対効果という観点からはKyrie Iが上
  3. 斬新度はKyrie I
  4. 底面の摩擦はコートの汚れと手入れにもよるがKyrie I
  5. クッション性は抜群にKobe X
  6. シンプルさとローカットの点ではKobe X

  1. 0.5 bigger in usual size is preferable.
  2. Kyrie I might be better off if compared with a market price and performance.
  3. Kyrie I is more innovative in terms of design.
  4. Traction depends on how well you clean Kobe X but most likely Kyrie I is better.
  5. Kobe X has a better cushioning.
  6. Kobe X still has edge on low cut possible and simplicity.